Excelでセル内の文字列を分けたいとき、または一部を抜き出したいとき、足したいときはありませんか??(あまり遭遇しないシチュエーションですかね・・・?)
今回はそんなときに使える方法をいくつか紹介します。
私自身は使用頻度はそこまで多くないのですが、事務系に従事している知人は、例えばセル内の苗字と名前を分けたいとき、従業員番号の下何桁だけ抜き出したいときなどに使っているそうです。私も同じような場面を想定して実践してみましたが、対象の数が多いとかなり楽になります。
数か所だけだったら直接打ち込んでしまっても良いと思いますが、数十か所以上になってくるとさすがに面倒ですよね・・・。やり方はいくつかあるのですが、状況に合わせてどれかを選択すれば列全体(行全体)にも適用できます。
そのため非常に効率よく進められますし、ミスも防止できますね!
それでは紹介していきます。
【セル内の文字列を分ける】
◆「データ」タブから「区切り位置」を使う
今回は例として、「ABC-abc-***」と入力されたセルを、「ABC」、「abc」、「***」に分ける場合でご説明します。
①分けたい文字列が入力されているセルを選択し、「データ」タブから「区切り位置」を選択する。
②以下の画面が出るので、「次へ」を選択する。
③今回は「-」で区切るので、「その他」にチェックを入れ、「-」を入力し、「完了」を選択する。
完了を押すと以下のようにセル内の文字列が分割されます。
【セル内の文字列から一部を抜き出す】
◆left関数,right関数,mid関数を使う
それぞれの関数は次のような使い方をします。
・文字列の左から〇文字を抜き出したいとき ⇒ =left(文字列,文字数)
・文字列の右から〇文字を抜き出したいとき ⇒ =right(文字列,文字数)
・文字列の□文字目から〇文字を抜き出したいとき ⇒ =mid(文字列,開始位置,文字数)
実際に使ってみると以下のようになります。
【セル内の文字列を足す】
◆&を使う
今回は「ABC」、「abc」、「***」に分かれているものに対して、「-」を足して繋いでみます。区切り位置で分けたときの逆みたいな感じですね!
&を使うとセル内の文字列をそのまま繋ぎ合わせることができます。また、「”」で囲んであげることで任意の文字列をつけ足すことができます。※付け足すのが数字であれば「”」は不要です。
実際にやってみると以下のようになります。
以上で紹介は終わりです!
今回紹介した内容は私自身の使用頻度は少ないものでしたが、仕事内容によってはたくさん使う人もいらっしゃると思いましたので紹介してみました。
皆様のお役に立てれば幸いです!
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